はじめに
紅茶愛好家から高い評価を受けているセイロンティー。
皆様はセイロンティーについて詳しくご存知でしょうか?
今回は、セイロンティーとはというところから、その種類、取り扱い店舗についてご紹介します。
セイロン、セイロンティーとは?
セイロンとは、スリランカの旧国名であり、
セイロンティーとは、スリランカ産の紅茶の総称です。
そのため、セイロンティーには、スリランカ国内において生産地が異なる茶葉が複数存在します。
茶葉の種類としては、世界三大銘茶に選ばれている「ウバ」、それ以外として「ディンブラ」「ヌワラエリヤ」「ルフナ」「キャンディ」などがあります。
セイロンティーとアールグレイの違い
セイロンティーと同じくよく耳にするのがアールグレイ。
セイロンティーとアールグレイはどのような違いなのでしょうか。
実は、セイロンティーはスリランカ産の茶葉の総称銘柄をいうのに対し、アールグレイは何かしらの茶葉にベルガモットという香りづけをしたフレーバーティーの一種です。
そのため、セイロンは茶葉、アールグレイはフレーバーティーとそもそものものが異なります。
ということは、お気づきの方も多いかと思いますが、セイロンの茶葉にベルガモットの香りをつければそれはアールグレイとなります。
セイロンアールグレイは、通常のセイロンティーと比べてベルガモットの爽やかさにより、爽やかで香り高い味わいになります。
ミルクティーに合うセイロンティーは?
ミルクティーに合う茶葉は、ミルクに負けないコクが強い茶葉です。
セイロンティーの中では、ウバが人気のようです。
一方で、ヌワラエリヤなどはミルクに負けてしまうことがあるのであまり向きません。
もちろん、絶対に向かないというわけではなく、お茶の抽出を長くし濃く煮出すなどしてみると、ミルクティーに合う味わいになるかもしれません。
取り扱い店舗のご紹介
最後に、セイロンティーの取り扱い店舗をいくつかご紹介します。
JAFTEA
JAFTEAは、1944年にスリランカに誕生した老舗会社のブランドです。
スリランカの高品質な紅茶を提供するブランドで、多くの茶葉やフレーバーをを取り扱っています。
セイロンティーがお好きな方にはぜひ一度利用いただきたいお店です。
Janat(ジャンナッツ)
次に、Janat(ジャンナッツ)についてです。
ジャンナッツは、1872年にフランスに誕生した紅茶ブランドです。
パッケージにかわいい猫のシルエットが印刷されていて特徴的です。
ジャンナッツのセイロンティーは、ディンブラをメインにブレンドした茶葉を使用しており、カルディなどで購入することができます。
リプトン
続いて、リプトンです。
黄色いパッケージの商品をコンビニなどでよく見かけるためご存知の方も多いのではないでしょうか。
リプトンは、イギリス国内で発展を遂げたのち、日本にも輸入されてきた紅茶です。
ヌワラエリヤがベースとなった茶葉などを提供しています。
ルピシア
最後に、ルピシアについてです。
ルピシアとは、現在の「ルピシア」は、2005年に紅茶専門店「レピシエ」と姉妹ブランドであった東洋のお茶の専門店「緑碧茶園(ルーピーちゃえん)」が統合して誕生したお店です。
ルピシアでは、ディンブラ、ヌワラエリヤ、ルフナなど多くのセイロンティーを取り揃えており、比較的低価格で気軽に購入できるお店のため飲み比べなどに向いているかもしれません。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
セイロンティーは、スリランカ産の茶葉の総称であり、産地によって異なる風味を持っています。
ぜひご自身好みのセイロンティーを探してみてください。